施設・医療機器
現在の社会情勢を考えると、被ばく量の低減は必須です。その社会的使命を果たすため、当院ではこの度、「東芝 16列32-slice CT」を導入する運びとなりました。本機器導入により、従来の最大50%程度の被ばく量低減が実現します。検査依頼・外来の患者様はもちろん、人間ドック受診者様への大きなメリットになると考えています。また、本機器購入と同時に、ワークステーションも導入いたしました。撮影に加え、ワークステーションによる画像再構成補助機能を駆使し、地域の皆様へ貢献していく所存です。今回の機器更新が叶ったのは、ひとえに皆様のご愛顧とご支援によるものと深く感謝しております。機器を揃える、スタッフの質を向上させる、という基本でありながら最も大切なことを通して皆様へお返ししてまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
2016年9月23日 医療法人福命会 スタッフ一同
MRI(磁気共鳴画像診断装置)
GEメディカルシステム社製 MRI
MRIは磁気によって画像検査を行う装置です。高性能の1.5テスラですので、質の高い検査・診断が可能です。特に、脳や脊髄などの中枢神経系や婦人科領域の疾患に有用です。また、放射線による被爆がなく、体に負担の少ない検査です。
CT(コンピュータ断層撮影装置)
東芝 16列32スライスCT
瞬時に細かく32断面(スライス)が同時に撮影できるマルチスライスCT技術を搭載していますので、撮影時間の大幅な短縮が可能になり、受診者様に優しい検査となっております。
マンモグラフィ装置(乳房レントゲン撮影装置)
シーメンス社製 3D Tomosynthesis
X線管に2重陽極を採用したドイツ・シーメンス社製マンモグラフィ装置により、従来装置より最大50%被ばく低減を実現しております。(2D撮影時)
胃透視(X線透視診断装置)
100万画素CCDカメラ搭載により、透視から撮影まで高精細フルデジタル画像でリアルタイムに画像を収集することができ、その場で即時にモニタで画像を確認できます。また、最大3画像/秒のデジタル連続撮影機能により、食道などの部位でもタイミングを逃さず撮影が可能です。