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【過去】掲載SNS 2021年8月16日

[2022.03.08]

皆様、お元気でしょうか?

現在、日本国内で新型コロナワクチン2回目の接種を終了した方の割合は37.2%(うち高齢者(65歳以上)では83.9%)という数字が出ています(8/15現在)。

ワクチンの接種を今後受ける方、またすでに受けた方、受けることを迷っておられる方、受けない決断をした方など皆様へ正しい情報を配信していければと思っています。

 

◎効果について

発症予防効果と感染予防効果があることがわかってきました。発症を防ぐことと、感染を防ぐことと、何が違うのか、あまり大差ないのではと思われるかもしれませんが、ワクチン接種者が感染しにくくなる、ということは、接種者がその周りの人に感染を広げる可能性が低くなる、ということです。

また、ファイザー社の報告によると、変異株が大多数を占める南アフリカにおいても高い予防効果を示したとされる一方、同様の変異株に対してカタールでは75%まで効果が低下したとの報告もあり、まだ定まった見解がないところですが、少なくともワクチン接種をしても変異株には効果がないということはなさそうです。

 

◎副反応について

現在、日本で接種が進められている新型コロナワクチンでは、接種後に注射した部分の痛み、発熱、疲労感、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。また、極めて稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生したことが報告されています。もし、アナフィラキシーが起きたときには、接種会場や医療機関ですぐに対応処置を行う準備がされています。

※ワクチン接種後の発熱や痛みなどに有効な市販されている解熱鎮痛薬には、アセトアミノフェンやイブプロフェン、ロキソプロフェンなどがありますが、症状が出る前に、解熱鎮痛薬を予防的に繰り返し内服することについては、現在のところ推奨されていません。

 

大規模臨床試験では重篤な副反応は認められておらず、接種開始後もさらなる安全性の確認のためにデータ収集が行われ公開されています。

今後ワクチン接種が広がることによって、重症者が減ることも期待されています。また、自分が接種を受けることで間接的に周りの人を守ることにもつながります。ぜひ前向きにワクチン接種をご検討してみてはいかがでしょうか。

 


詳細は下記リンクにてご確認ください。

新型コロナワクチンについて | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html

※感染症専門医が解説! 分かってきたワクチンの効果と副反応|新型コロナワクチンQ&A

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/column/0001.html

ファイザー株式会社 - ホーム (pfizer.co.jp)

https://www.pfizer.co.jp/pfizer/index.html

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受けた方、受ける予定のある方へ|武田薬品工業株式会社 (take-care-covid-19.jp)

https://www.take-care-covid-19.jp/patients_inoculation/

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